もどかしさ、イライラ、悲しみ、虚無感、
色んな感情が湧いてくるセックスレス問題…
これって解決が中々難しいですよね。
相手も本音で理由を教えてくれないことも多く、色々理由を付けて断られ続け、もしかしたら諦めている人もいるかもしれません。
セックスレスの解決においてまず最初に大切になってくるのは「理解」です。
セックスを断り続けるには必ず何かしらの理由があり、ここに「なんとなく」はありません。
奥さんが言語化できていない場合は「なんとなく」と言うかもしれませんが、それは自覚が無いだけで本来は理由がちゃんとあります。
レス問題の解決には、そういう《本人すら自覚していない部分までこちらが理解する》くらいの理解力が必要です。
なぜなら[セックスレス問題はセックスでは解決できないから]です。
ほとんどの場合はセックス自体の問題よりも、関係性の問題なので、解決には対話と他者理解が必須になります。
なので今回は深層心理や人間理解の部分がメインになります。
・セックスレスに繋がりやすい女性の特徴
・どういう男性だとレス化しやすいか
などもお伝えしていこうと思いますので、参考にしてみてください。
1.セックスを拒否する奥さんの深層心理
セックスを断る理由は1つとは限らず、これから紹介する内容が複合的に絡んでいることがほとんどなので、そのつもりで読んでもらえたらと思います。
1-1セックスが気持ち良く無い
これは分かりやすい理由ですが、《単純にセックスが気持ち良くない》というのがあって、セックスをしたくないと感じることもあります。
とあるアンケートによると、中イキしたことない女性は7割近くいますし、セックスして毎回イケる女性は1割以下です。
それくらい多くの女性がイクことができず、さらに気持ち良さも感じないとするなら、セックスが楽しめませんよね。
しかも感じないだけでなく
・疲れる
・痛いだけ
・早く終わってほしい
というセックスになっていることも多く、
その場合は[相手の射精に付き合わされているだけ]と感じるので、余計にイヤになってきます。
ドキドキしている恋愛期間であれば、そんな感じれなくても脳内ホルモンで誤魔化せますが、夫婦という関係になるとその脳内麻薬も使えなくなり、気持ち良くないことが浮き彫りになるわけです。
なので凄くシンプルな話ではありますが、そもそも[奥さんにとってセックス自体が気持ち良くて最高なものなのか]どうかは非常に重要になります。
もし、これまで最高のセックスを提供できていたのか不安になった場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
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1-2産後のホルモンバランスの変化、疲労
奥さんが最もセックスを断りやすい時期としては産後があります。
産後は身体もボロボロですし、精神的にも凄く大変ですし、本能的にも性欲は湧かなくなっています。
これは産後に他のオスに目移りしてしまったら子育てができず、種の保存として不利にはらくので、本能的に産後はオスに欲情することが少なくなるわけです。
また、子育てで心も体も疲労し、性欲は湧きにくいなっています。
そしてレス化に繋がるかどうかは、この時期の旦那さんの態度で大きく変わってるわけです。
ここでしっかり奥さんと協力し、助け合い、[同じ子供を育てていく同士や仲間]もしくは[私を支えてくれて、助けてくれる尊敬できる人]となれると、落ち着いた頃に奥さんとまたセックスすることができます。
しかし、この大変な時期に協力せず、奥さんを労ることなく、自分の要求や欲求ばかり優先させていると、
奥さんの中で旦那さんは
「手のかかるもう一人の大きな子供」
「私を悩ませるもう一人の存在」
という捉え方になってしまい、
対等な一人の男として見れなくなってくるわけです。
そうなると子育てが落ち着いてからも旦那さんとセックスしたい気持が無くなってきます。
これは産後に限らず、奥さんが仕事などで忙しくて大変な時期は全て同じです。
相手が大変な時期は自分の欲求よりも奥さんを助けてあげて、支えてあげられる存在になってほしと思います。
1-3セックスの時だけ女を求められる
女性はセックスにおいて関係性をとても重要視しています。
なので、
- 奥さんの話を聞いていない
- 奥さんの本音を引き出せていない
- 思い遣ることができていない
- 一人の男として奥さんを支えていない
- コミュニケーションは表面的なことばかり
- 日常でスキンシップは取らない
- 普段は愛情表現はしない
など、普段は全然愛情を与えたり、心の支えになってくれないのに、セックスの時だけスキンシップを取り、身体を求められると
「セックスの時だけ優しくして、身体だけ求めてきて、この人は何なの?」
という疑問を奥さんは持つようになります。
すると、当然奥さんは気持ちが切り替わらず、全く気分が乗ってこないわけです。
そういう奥さんの心の底にある疑念や不信感に気づくこと無く、旦那さんが自分の欲求の発散だけし続けると、奥さんの疑念は嫌悪感に変わり、セックスを完全に拒絶するようになります。
だからセックスレスというのは、セックス以前の普段の関係性から非常に大切になってくるわけです。
1-4日常生活での旦那さんに対する不満の蓄積
奥さんが本音を隠して我慢する性格だった場合、日常でのストレスを溜め続けると、セックスを拒絶するようになります。
本来であれば、問題が起こる度に対話を重ねて仲を深めていければ良いのですが、素直に本音が言えない人はそれが苦手です。
また、我慢してストレスを溜め込んでいることに男性側は気づきません。
基本的に男性は
「何かあれば言ってくるだろう」
と、思ってしまうので、
「何も言わないということは、これで問題ないんだな」
と解釈してしまい、奥さんの本音を引き出すことをしないわけです。
すると、我慢していて不満を溜め続けた奥さんは当然セックスも嫌になってきますよね。
普段はむちゃくちゃ旦那さんにストレス溜めているのに、セックスの時だけ全てを忘れる…なんてことはできませんから。
なので普段の不満の蓄積もセックスレス繋がる要素に十分なり得ます。
1-5男として見れなくなった
旦那さんを一人の男として見れなくなったというのも、レス化する理由としてはよく聞きます。
なぜそうなるのか…
ここには色んな理由がありますが、
よくあるケースとしては、
奥さんの捉え方が
[旦那さん=手のかかる存在]
になってしまっている
というのがあります。
男性側からすると「いや、毎日働いてお金を家に入れて支えているじゃないか!」と反論したくなりますよね。
確かに働いてお金を稼いでいるという面においては、家計を支えているかもしれません。
しかし家計を支えていても奥さんの心の支えにはなっていないケースも多いです。
家のことは任せっきりだったり、
子供のことは任せっきりだったり、
奥さんの話を聞いてなかったり、
奥さんの本音を引き出せてなかったり、
そもそも深い対話をしたことが無かったり、
そういった場合、旦那さんの存在が奥さんにとってストレスを抱える要素になってしまう可能性があるんです。
なので、どれだけ奥さんの心の支えになっているのかを基準に考えていく必要があり、《奥さんにとって心強い味方である》という関係性であることが重要です。
そういう男らしく紳士的に一人の女性を支えることができると「男として見れない」という現象は起きなくなります。
2.セックスレスになりやすい女性のタイプ
2-1素直に本音を伝えられない
素直に本音が言えない女性は我慢してストレスを抱え込み、パートナーに不満を溜めやすくなります。
こういうタイプの女性は自己肯定感が低く、
《自分が愛される唯一の手段は相手の要求を満たすことだ》と思い込んでる人が多くいます。
そのため、「相手の期待通りの自分にならないおダメなんだ」と思っているので、最初の方は我慢してでもセックスに付き合うわけです。
それでもそのうち苦しくなって限界を迎えますが、本音が言えなくて自ら対話ができないため、それが態度に現れます。
その結果セックスも拒否するようになるわけです。
しかも、自分自身もセックスを断る理由をハッキリ自覚できていなかったり、上手く言語化できなかったりもするので、レス後の対話も中々進まないことも多く、どんどんセックスレスが進みやすくなります。
2-2身体が未開発でイケない
身体が未開発で中イキできず、気持ち良さを感じにくいと、セックスが楽しめない可能性があります。
気持ち良くなければ当然セックスに対して積極性は出てこないですよね。
そして[身体が未開発]だったり、[感じれない]というのはメンタル的な課題を含んでいることが殆どです。
その対人関係における心の問題が、よりセックスレスを助長していることが多いので、
「感じれない][イケない]という状態の背景ある心の課題と向き合う必要があります。
その辺の[心]と[イクこと]の関係性に関して深く理解したい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
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2-3心が閉じている
対人関係において他者への不信感が強く、心を閉ざしている女性もセックスレスに繋がりやすいです。
そういう彼女らにとってのセックスは
・男を引き寄せるための手段
・お金と交換できるもの
などの、何かを得るための道具になっていたり、
・必要とされるためにやるもの
・見捨てられないようにやるもの
などの、何かを失わないための道具に
なっていたりするので
セックス自体を自ら主体性を持って楽しんでいません。
なので、メリット、デメリットでしか考えられなくなっているわけです。
となると、結婚して恋愛の賞味期限である2〜3年が過ぎると、ドキドキも無くなり、メリットがどんどん減ってきます。
そして、セックスするメリットを感じれなくなって問題が浮き彫りになってきたときに、
こういうタイプの女性は他者を信じず、向き合うのが怖いので
・正面から問題と向き合えない
・腹を割った対話ができない
・とりあえず逃げ腰になる
などのリアクションになりがちです。
すると話し合いもできず、余計に解決から遠ざかり、レス化が進みやすくなります。
2-4体力が無い
単純に体力が無い女性もセックスレスになりやすいです。
性欲というのは完全な身体があって初めて湧いてくるものなので、体力が無くていつもグッタリ疲れている状態ではやる気が起きません。
ただ、[体力が無いから性欲が湧かなくてセックスを断る]だけなら元気なときはセックスができるのでレスにはなりません。
問題なのは奥さんが疲れている中でセックスを求め、
・無理やり説得してやった場合や、
・奥さんが本音が言えずに我慢して応じていた場合や
・奥さんが断ったら不機嫌な態度を取った場合や
・断られたら凄く悲しんで奥さんに罪悪感を植えつけ、そこにつけ込んでセックスに応じさせた場合
など、体力が無い時に奥さんに精神的負荷をかけてやり続けるとセックス自体が嫌になるので、レス化に繋がります。
なので奥さんの体力が無いからレスになるというより、断られた後に何かしらの精神的負荷を与えてしまうから、セックスレスになるということです。
3.レスられやすい男性の特徴
3-1相手のことを理解していない
相手のことが理解できていないとセックスレスに繋がりやすくなります。
セックスレスはセックスの問題ではなく、関係性の問題です。
なので、まずは相手を理解することが何よりも重要になってきますが、レス化していく場合は、理解以前に「知ろうとしていない」ということも多いです。
「知ろうとしない」というのは無関心であることが相手に伝わるので、関係構築が難しくなります。
これは想像してみると分かりやすいですが、
「あなたのことを理解していないし、知ろうともしていないけど、セックスはしたい」
という態度で来られたら、
「自分は単なる性欲処理の道具なのかな」
って思えてきますよね。
それでいて誘いに応じずに断ったら、セックスができないことに対して不機嫌になる…
その態度を見たら「なんなの?この人」ってなると思います。
なので、[セックスするorしない]の前に相手を知ろうとすること、理解することは必要です。
・何が許せて何が許せないのか知ってますか?
・相手の生い立ちを知ってますか?
・そこでどんな価値観を身につけたのか知ってますか?
・相手は何が得意で何ができるか知ってますか?
・何が苦手で何ができないか知ってますか?
・相手はどういうストレスを抱えやすいか知ってますか?
・どんなことをストレスと感じやすいか知ってますか?
これらを知って理解していれば、
- なぜセックスを断るのか
- 本音はどこにあるのか
- 本当はどうしてほしいのか
は、ある程度は分かってきます。
この相手を深く理解するという過程を飛ばして、
「とにかくセックスしたい」と欲求をぶつけるとセックスレス化はどんどん進んでいくわけです。
3-2相手の話を聞かない
パートナーの話をちゃんと聞かない男性もセックスレスに繋がりやすいです。
相手の本音を引き出すことができないですし、先ほどの[相手のことを知ろうとしない]という無関心な態度にも繋がるので、関係が構築できないわけです。
しかし、中には「俺は話を聞こうとしてるよ。なのに聞いても言わないんだよ」と言う男性もいます。
確かに本音を言わない奥さんにも課題はありますが、
その場合は「聞いても言わない相手が悪い…」ではなく、「なぜ本音が言えないのか」を考える必要があります。
- 何が不安なのか
- 何を恐れているのか
- 何を求めているのか
など、表面的な言葉だけでなくその背景にある感情や、その感情が生まれた背景にある価値観まで見ることが重要です。
そういう視点で話を聞く姿勢が相手の本音を引き出すことにも繋がります。
絶対にやってはいけないのが、結論ありきの対話です。
これは実際にとあるカフェで男女の会話を聞いたのですが、
彼氏が彼女に対して
「なんで自分の意見を言わないの?」
「言ってくれなきゃ分かんないじゃん!」
「前もそう言ったよね?」
「なんでそうなるの?」
という態度で話してました。
これは対話の態度としてはまずいです。
これは彼女の意見を聞こうとしているように見せかけて、
「自分の期待通りの答えじゃなければ認めない」
「変なこと言ったら論破してやろう」
という空気感が出ています。
なので《彼が聞きたいのは彼女の本音ではなく、自分の期待通りの答え》なんです。
この彼ほどあからさまではなかったとしても、自分の中に結論が既にあって、そこに無理やり持っていこうとしているとその空気や雰囲気は必ず相手に伝わります。
そしてこういう態度で対話に望む人ほど
「俺は話を聞こうとしているけど、相手が話してくれないんだよ!」と思っています。
それは相手が話してくれないのではなく、本音が引き出せるようなコミュニケーションを取っていないわけです。
そしてそれは話を聞いているうちには入らないんですよね。
こういう他者との関わり方をしていると、セックスにおいても必ず自分の期待通りの反応を相手に求めますし、
それで上手くいかなければ相手のせいにする思考を持っているので、セックスも独りよがりになりがで、レス化しやすくなります。
3-3相手をコントロールしようとする
相手を自分の期待通りにコントロールしようとする姿勢で接していると、セックスレスに繋がりやすくなります。
これはこれまでお伝えした、[相手を理解していない][相手の話を聞かない]という部分とも繋がってきます。
他者を期待通りにコントロールしようとすると、自分のエゴが優先されるので、話を聞くことも、相手を理解することもしなくなるわけです。
このタイプはモラハラ系の男性に多く見られます。
こうやって相手を支配する形で関係を築こうとするのは、[対等な関係で向き合っていくのが怖い]という深層心理があるんです。
支配して相手をコントロールできると、
「相手の反応を自分の想定の範囲内に収めることができる」というメリットがあります。
結局は対等な立場で関係を築いて相手の反応をコントロールできくなると、傷つくことがあるかもしれないですし、自分の弱点が浮き彫りになるかもしれないですし、怖いんです。
つまり、基本的には他者を信じていなくて、不安で、怖い…
だからこそ強そうな態度で自分を大きく見せて、相手をコントロールして安心したいという深層心理が隠れています。
しかし、相手を100%コントロールすることは不可能ですし、支配しようとすればするほど、関係は悪化していきますよね。
その態度がセックスレスに繋がっていくわけです。
3-4セックスで相手をイカせてあげられない
単純に奥さんにとってセックスが全く気持ち良く無い場合もセックスをするモチベーションを下げる要因になるので、毎回相手を最高に気持ちよくできるかというのも重要な要素です。
その辺の詳しいところはコチラの記事を参考にしてください。
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4.最後に
セックスレスの問題は非常に複雑です。
奥さん側の課題もあれば、旦那さん側の課題もあり、両方の側面から考えていかないと中々解決に向かいません。
今回は男性側の課題と女性側の課題の両方の面を記載したので、是非とも参考にしてみてください。