「セックスが気持ち良くない、つまらない、」
という女性は一定数います。
そこには色んな理由があり、
・メンタルの課題
・身体の課題
・前戯の課題
など、色やなところにセックスを楽しむのを邪魔する要素があるわけです。
細かく見ていくと本当に色んな要素があるのですが、その中でもセックスが気持ち良くなれない人には共通点があるのでそれを紹介していきます。
また、どうやったら心ならセックスが楽しめるようになるのかもお伝えしていきます。
※ここで言う「セックス」とは、挿入だけでなく、前戯から挿入までのすべての流れを指します。
1なぜセックスで気持ち良くなれないのか
この辺の話題について色々調べたり、話を聞いたりすると、「男性の前戯が下手」「思いやりが足りない」などの話が非常に多く出てきます。
確かにリードする男性側の責任も大いにありますが、この記事で男性を批判しても何も解決しないので、ここでは女性側の課題の方をお伝えしていこうと思います。
さて、本題ですが、
セックスが気持ち良くなれない女性には共通点があるんですよね。
それが「主体性が無い」ということです。
セックスにおいて、本能のままに自分から求めにいくことが凄く苦手なわけです。
- セックスは男性が気持ち良くしてくれるもの
- セックスは男性がリードするもの
- セックスはやらせてあげているだけ
- セックスは相手次第、相性次第
- セックスは相手の要求を満たすもの
- セックスは商品価値、お金になるもの
- セックスは相手を繋ぎ止めるもの
- セックスは嫌われないためにするもの
etc…
こういった認識があり、
・快楽を求めにいくこと
・心を解放して相手と繋がること
・心を通わせること
などに関しての主体性がありません。
なのでセックスは
- 何を得るための道具
- 何かを失わないための道具
になっていて、心が全く動いてないわけです。
感じるためには、心のスイッチと身体のスイッチの両方がオンになる必要があり、心が閉じていると気持ち良さは感じなくなります。
この主体性を失って心が閉じている状態では、どんなに相手の男性がセックスが上手くても感じることはできません。
例えば学習塾の生徒で「早稲田大学に入りたい」という人がいたとします。
その生徒が
・大学は先生が合格させてくれるもの
・自分は入塾してあげている立場
・親の期待や要求を満たすために受験している
というマインドで、
「全然合格できないじゃん。この塾ダメだな」
などと言っていたらどう思うでしょうか。
この主体性のない状態なら合格できなくて当然ですよね。
どこの塾に入っても結果は変わらないかと思います。
セックスもこれと同じです。
主体性が無い状態では、どんな相手としても気持ちよくなれないわけです。
なので、まずは
- 主体性を持つこと
- 自分から積極的に求めにいくこと
- 心を開くこと
などのメンタリティの部分が重要になります。
2主体性が失われていく原因
主体性が失われていくのにはいくつかの原因があります。
この辺はセックスに限らず、これまでの生き方が大きく影響しているので、これまでの対人関係歴が大きなヒントになります。
2-1どう思われるかを気にしている
[他者からどう思われるか]を気にし過ぎる人はセックスに集中できません。
- 思いっきり乱れたら引かれるかな
- 変な声出てないかな
- 変な顔になってないかな
- 私の体型に幻滅してないかな
- 相手は満足できているのかな
などを気にしている人は頭が働いているので、身体の感覚に集中できていません。
そして根底にあるのは
・嫌われる恐怖心
・他者からの悪い評価への恐怖心
か、あるので、
基本的に相手の期待通りになろうとする傾向にあります。
そのため自分の意思を表現して相手のコミュニケーションを取りながらより良いセックスを作っていくよりも、相手が望むものを察して、そこに迎合する形になりやすいです。
そこには自ら楽しむという主体性は無く、恋愛期間中はプレッシャーを感じつつも脳内ホルモンのドキドキ感のおかげで何とかなりますが、
時間が経ち落ち着いた付き合いになっていくと、やらされ感や義務感が残って、ただ疲れるだけの苦しいセックスになります。
2-2心を明け渡すのが怖い
気持ち良くなるには身も心も相手に明け渡す必要がありますが、そこに抵抗があると感じることができません。
心を明け渡すというのは自分を素直に表現し、相手に委ねるということです。
感じれない女性ほど、この[素直に自分を表現する]というのが難しく感じます。
これはセックスに限らず日常の全てにおいて自分を出せておらず、周りの目を気にしたり、相手の期待通りの自分になろうとしたり、普段から主体性が持てていないわけです。
また、中には
・そもそも自分の本音が分からない、
・自分の感情が分からない、
・自分の望みが分からない
という自分に対する感性が物凄く鈍ってしまっているケースもあり、その場合はより一層セックスでは感じれないことが多いです。
これらの根底には
・嫌われることへの恐怖
・見捨てられる不安
・他者に対する不信感
などがあります。
これは子供の頃から
《親や周りの人の要求を満たし、期待に応えることで自分の居場所を確保してきた》という歴史があり、
「ちゃんとしなければ私の存在価値は無い」
という思い込みが心に刻まれています。
その「ちゃんとしなきゃ」という漠然とした不安があるので、心を全て相手に明け渡すことが怖いわけです。
だから等身大の自分を表現するよりも、周りの期待に応えようとして、主体性を失っていきます。
そして自分に対する感性は鈍り、セックスでも感じれなくなっていきます。
2-3セックスに関する罪悪感&未開発
日本では性に関してはタブーとされている風潮があり、無意識のうちに「性に関することはいけないこと」というのが刷り込まれてることも多いです。
するとオナニーなども「いけないこと、悪いこと」という感じがして、自己開発をしない女性もいます。
すると自己開発をしないので気持ち良さが全く分かりません。
気持ち良さを全く知らないので、セックスでも快楽を求めにいくこともないですし、「こうしてほしい」という自分の望みを言うこともなくなります。
男性からは身体を求めらたら
それを
- 何を得るための道具
- 何かを失わないための道具
に利用していき、主体性を失って心が閉じていくんです。
→自己探求の不足
→気持ち良さを知らない
→自分から気持ち良さを求めにいかない
→でも男性からは身体を求められる
→何かと交換するための道具としてセックスを利用する
→余計に心が閉じる
→もっと感じなくなる
こういう悪循環によって感じることが鈍くなっていきます。
3セックスが気持ち良くなる4ステップ
3-1自己開発する
まず自分で自分の体の色んな所にたくさん触れてみて、どんな刺激が好きで、何が気持ち良いのか、を知ることが大切です。
主体性を失っていると、彼の「前戯がイマイチ」と思って不満を抱きながらも、「具体的にどうして欲しいのかは分からない」ということが多くあります。
でも自分がどうされると気持ち良いのか分からない。
そして「あー気持ち良くない。つまんない」…
これは良いセックスには繋がりにくいです。
例えるならレストランに行った時、
とりあえず出されたパスタはイマイチ。
そして「あー美味しくない。ヤダヤダ。」
これで美味しく料理を堪能できるでしょうか?
自分が何を食べたいのか分からないけれど、
出された料理は美味しくなくて
そこに不満を抱き、レストラン側のせいにする
これは相当なクレーマーですよね。
主体性の無いセックスもこれと全く同じです。
自分がどうされると気持ち良いのか分からなければ主体性は生まれないですし、そこから良いセックスには繋がりにくいんです。
だから自己開発して普段から自分の身体にたくさん触れ、
・どんなテンポで
・どんな強さで
・どんな触れ方を
されると気持ち良いのかを知っておくことが重要になります。
そうすることで気持ち良さにも敏感になり、彼が自分好みのポイントを触れたり、自分好みの触れ方をしてくれたりした時に、
「あ、それ好き。その感じ好き」
と、リアクションを明確に取ることができます。
こういうやり取りの積み重ねで、回数を重ねるごとにセックスの質が高まっていくわけです。
3-2素直に感情を表現する
これはセックスに限らず日常全てにおいて言えることですが、自分の感情を素直に表現することは大切になります。
セックスが気持ち良く感じれない人ほど感情が閉じていることが多く、普段から感情よりも理屈で考える傾向にあるんです。
これは子供の頃からの思考のクセが染みついていることも多く、
[ネガティブな感情が出た時に、理性によって感情を押さえつけ、辛さを感じなくしてきた]
…そんな歴史が感情を素直に出さない自分を作っていきます。
ネガティブを感じなくすると感情のスイッチを切るので、当然ポジティブなことも感じなくなります。
そうなれば当然セックスで
・気持ち良い
・幸せ
・もっと欲しい
などの感覚も感じ取りにくく、たとえ感じたとしてもどう表現したら良いか分からないので、結局感情を押さえつけてしまうわけです。
また、自分を素直に出さない人は、心のどこかに自己否定をしている部分があります。
自分で自分を否定し、等身大の自分を受け入れてないからこそ、そんな自分を出して相手に見せることができないんです。
そうやって心が閉じ、感度が落ちて、気持ち良さも感じなくなっていきます。
そういう悪循環を断ち切るためにも、
まずは少しずつでも感情を出していくことが重要です。
最初はポジティブな感情から
・凄く嬉しい!
・凄く楽しい!
・凄くありがたい!
・凄く美味しい!
などを表現していき、自分の感情を相手に受け止めてもらうという練習をしていきましょう。
その中で、
「私が嬉しい!ありがたい!などのポジティブな感情を出すと、それを見た相手もポジティブになっていくんだな」
という感覚を体感として得られると、感情を出すことに対する抵抗が薄れていきます。
それが分かればセックスでも
・凄く良い!
・幸せ!
・もっと!
と表現できるようになるので、
そうやって主体性を取り戻して感じる心と身体を取り戻してほしいです。
3-3相手の優しさを素直に受け取る
素直に受け取れない女性もセックスで気持ち良くなれない人が非常に多いです。
「素直に受け取れない」とは、
例えば相手から
・何か助けてもらった、
・何かプレゼントをもらった、
・何かをしてもらった、
という時に「本当ありがとうございます!」という感謝よりも、「本当申し訳ないです」と罪悪感が上回るタイプのことを言います。
このタイプはセックス中においても、相手から攻めもらっていると、
- 私ばっかり申し訳ないな
- 相手は疲れてないかな
- もっと感じなきゃダメかな
など雑念まみれになるので身体の感覚に全く集中できないわけです。
そして感じれないと余計に申し訳なく思い、
演技をして相手から不満を抱かれないようにし、
気を使い続けるので疲れてしまい、
感じるどころではなくなります。
こういう受け取れない女性は多くいますが、このタイプは《罪悪感を抱くより、素直に受け取った方が相手が喜ぶ》ということを知ることが大切です。
例えばあなたが相手にお土産を買ってきて渡した時、
「そんな気を遣わなくて良かったのに…本当申し訳ないです。」と、罪悪感でいっぱいの人と、
「わぁぁ!ありがとうございます!めっちゃ嬉しいです!!」と満天の笑顔で受け取る人と、
どちらの方が渡したこちら側が嬉しいでしょうか?
これはどう考えても後者ですよね。
素直に受け取ってもらった方が与えた側は嬉しいんです。
逆に申し訳なさが先行して受け取らないということは、間接的に相手の気持ちを拒絶していることにも繋がります。
セックスも全く同じで、
「私ばっかり攻められてて申し訳ないな」
と思うよりも、感覚に集中し気持ち良さを受け取った方が彼も嬉しいんです。
そうやって受け取る練習をしていくと、もっと感じやすくなります。
3-4コミュニケーションを取る
セックスが気持ち良くなれない人は圧倒的にコミュニケーションを取る量が少ないです。
これはセックスに限ったことではなく、
日常の中での彼との関係性でも、
自分は
- 何を感じているのか
- どう考えているのか
- 本音はどうしたいのか
- 二人の関係をどうしていきたいのか
などを伝えることが少なくなっています。
また、相手が何を感じ、どう考えているのかなども分かっていないことも多いです。
つまり[セックス以前に人と深く関わることをどこか避けている]とも言えます。
等身大の自分と相手を受け入れ、互いに尊重し合い、心で繋がる…
これが中々できないわけです。
日常の中で相手と深くコミュニケーションが取れないのであれば、セックスというレベルの高い非言語コミュニケーションの中で何かを伝えることはできないですよね。
するとフィードバックをしないので気持ち良くなくても毎回同じことを繰り返して、お互いレベルアップしなくなります。
そうやってコミュニケーションを取ることによって積み重ねていけるものなんですよね。
どんなに経験が少ない相手でもちゃんとフィードバックして、良かったところや、してほしいことなどコミュニケーションが取れれば変化していきます。
あなた好みの攻め方をする彼に変えられるんです。
しかしコミュニケーションの無いセックスは、積み重なっていきません。
1回目も2回目も3回目も変化しないんです。
それが気持ちよくなれない大きな理由の一つになっているので、是非ともコミュニケーションをもっと取るようにしてほしいと思います。
そして、このコミュニケーションが取れるのも、
《自分がどうされると気持ち良いのかを自覚しているからこそ》です。
なので大前提として自己開発して、自分のことは自分で理解しているという状態が必須にはなります。
全て繋がってますので、是非とも全体像を掴んでほしいと思います。
4.最後に
セックスが気持ち良くない原因は様々であり、いろんな問題が複雑に絡んでいることも多いです。
特に「人と深くかかわることが苦手。さらけ出すのが苦手。」という場合はセックスうんぬんの前に、対人関係力や他者への不信感が原因であることが多いです。
その場合はセックスだけでなく、普段の人との関わり方から見直してみてください。
そうして心と心でつながる喜びを得てほしいと思います。