一般的にドMというと
・責められるのが好きで、
・イジメられるのが好き
そんなイメージがありますよね。
しかし、そのイメージだけでMかどうかを決めつけると、相手の性質を見誤ることが多くなります。
そもそもSとMは比率の問題で、人は必ずどちらも持ち合わせています。
要は「どちらの方が比率が高いか」ということです。
[9:1でMな人]と[6:4でMな人]では当然違いますし、Mにも種類がありますので、それもイメージだけで決めつけると関係作りで失敗します。
逆を言えば、奥さんや彼女がドMだった場合、その本質を理解することで、セックスだけでなく普段の関係性を良くすることにも繋がるわけです。
今回はそんなドM女性の本質についてお伝えしていきます。
※ちなみにドM男性にも当てはまります
1.性格から見抜くMの本質
1-1男性脳か女性脳か
相手がSなのかMなのかは
「男性脳が優位か、女性脳が優位か」
というふうに置き換えることができます。
男性脳が優位だとSに近づいていき、
女性脳が優位だとMに近づいていきます。
女性脳の特徴としては
・特別扱いされたい
・合理性よりも情緒を大切にする
・臨機応変に対応できる
・逆算思考での計画的行動が苦手
・ダラダラしてても追い込まれると本気出す
・見られれば見られるほど力を発揮する
などです。
細かく見ていけば他にも色々ありますが、ザックリ言うと、こんな感じです。
これがどうMの性質と繋がるのかがイメージしにくいかもしれませんが、
例えば、
[周りとの調和を大切にする]というのは別の視点で見てみると、「自分の意思よりも、相手の意思を優先させる」という特徴にも繋がってきます。
つまり[自分の意思が少ない、自己主張しない]
という側面があり、それがセックスでは「自分がリードするよりも支配されるのを好む」というMの特徴に繋がってくるわけです。
他にも例えば
「見られれば見られるほど力を発揮する」
というのも、
要は「見られたい」ということなので
恥ずかしい格好をさせられて、
じっくり見られて言葉責めによって陵辱される…
これで興奮するようなMの特徴にも繋がってきます。
あくまでも女性脳が優位な場合は、自分がリードするよりリードされる方を好みますし、見るよりも見られる方を好むんです。
このようにMの性質と女性脳の特徴は繋がっています。
1-2他者をコントロールするか、自分をコントロールするか
この辺は幼少期の親子関係などが影響することが多いです。
子供は親から愛情が上手くもらえなくて寂しい思いをした時、取るパターンは大まかに2種類あり、
それが
①あらゆる手で自己主張をして親を振り回し、周りをコントロールすることで自分に注目を集めようとするパターン
②自分の感情を理性で抑圧し、寂しい感情を感じないようにして、良い子でいることによって注目を集めようとするパターン
です。
Mとしての気質を持っているのは②のパターンを取った人です。
②は親の期待通りの自分になろうとしており、
言い換えれば[自分の意思よりも、親に服従することで自分の居場所を確保しています]
この時点で、周りをコントロールするのではなく[服従する側]を選択しており、Mの気質が出ているわけです。
しかし例外もあり、
たとえば[親の望む良い子になりつつも、コントロールされることは嫌う]という人もいます。
その場合は支配されることを嫌うということなので、Mの気質は少なくなります。
①のパターンにせよ、②のパターンにせよ、
これはあくまでも傾向であり、
要は[周りにコントロールされることや、身を任せて流れに乗ることを良しとするかどうか]です。
Sは自分の意思でコントロールできないところで物事が進んでいくことに強い抵抗感を感じますが、Mはそれが平気です。
そういうところに傾向性が出ます。
1-3支配的か依存的か
支配的な人ほどS傾向が強くなり、
依存的な人ほどm傾向が強くなります。
Sの資質を持つ支配的な人は、自分の意思に反して振り回されるのが嫌いなので、周りをコントロールすることで安心感を覚えます。
コントロールするというのは、言い換えると
[常に自分の想定の範囲内に相手の反応を収めることができる]ということです。
これはつまり、自分の意思の範囲内で相手をコントロールできているということなので、自分の意思を邪魔されることなく、Sにとっては快適なんですよね。
一方で、Mの資質を持つ依存的な人は、自分の意思が少ないので、誰かの意思に乗っかって、リードしてもらうことを望みます。
自分で考えたり、自分の力で突き進んでいくのが面倒なので、誰かに従属してぶら下がっている方がラクなわけです。
そういう場合、Mは支配されて相手にコントロールされている方が安心でき、そこに自分の居場所を感じます。
なので、Mは依存的な一面がSよりも強く出ます。
2.自分の意志があるMと意志がないMの違い
2-1[ドM]と[なされるがまま]の本質は違う
Mには自分の意思を持っていて
「こうしてほしい!これが好き!」
というのを主張するタイプがいる一方で、
自分の意思が無く、
ただ「なされるがまま」の受け身のMがいます。
どちらも受け身を好むという点ではMかも知れないですが、同じMとして括ってしまうと本質を見誤ります。
自分の意思のあるMは、自らセックスを楽しみにいくことができ、恥ずかしいところも見せれますし、誰に対しても心を開くことが可能です。
自分の意思の無いMは、「なされるがまま」なので、セックスを楽しんでいないことも多く、心を閉ざしている人も多くいます。
結局「なされるがまま」というのは、嫌われないために相手の顔色をうかがって、とにかく相手の望み通りにすることを選んだ結果です。
だから自分の本音は隠し、心は閉じています。
ドMと言えば、服従しているので全てをさらけ出しているように思えますが、実は全然違う場合もあるので注意が必要です。
2-2自分を受け入れているかどうか
[自分の意思のあるM]は自分のことを受け入れています。
だからこそ「こうしてほしい!」と自己主張ができますし、その結果 自分の恥ずかしいところもさらけ出すことができ、思いっきり感じることもできます。
自分の性癖をさらけ出して本能的になれるというのは、自分の弱さも見せられるということです。
これは自分を肯定し、受け入れている人にしかできません。
一方で[自分の意思の無いM]は相手にどう思われるかを気にしており「なされるがまま」です。
・ちゃんと感じなきゃ
・相手は満足してるかな
・変な顔になってないかな
などの雑念が多く、嫌われる恐怖が先行して、本当の自分を隠しています。
これは自分を受け入れておらず、自己肯定感が低い状態です。
そんな自分自身ですら受け入れていない自分の弱味を他人にさらすなど怖すぎてできません。
だから意思の無いMは「なされるがまま」ですし、思いっきり感じることもできないわけです。
2-3切り替えができるかどうか
自分の意思のあるMは[社会のルールに従って生きる自分]と、そういった[人間の作ったルールを取っ払った本能で生きる自分]を切り替えることができます。
これは素晴らしいことであり、世間体や常識に縛られない一面を持っているということです。
周りの目や、自分の地位や、肩書きなど、全てを捨て去り、自ら本能世界に入っていけるというのは中々できることではありません。
それに比べ、自分の意思の無いMは相手の顔色を気にして、根っこのところでは心を閉ざしていますから、自分を出せないわけです。
日常から周りの目を気にしているので
「私はこうあらねばならない」
というのが強く根付いているんです。
なので、常識や、場の空気や、社会のルールに縛られることも多く、それがセックスにも滲み出てしまいます。
なので[本能的な自分]と[社会的な自分]を切り替えることができません。
このように自分の意思があるか無いかだけで、同じMでも全然中身は違ってくるわけです。
3.Mの人の特徴と見抜き方
3-1表に見せるSMと裏に見せるSM
SとMは社会的な場で見える側面と、実際のセックスで見せる側面が違う場合があります。
日常ではSっぽくても、セックスではドMということもあり得るわけです。
なので表面的な態度や言動だけを見て、
「この人はMだな」と断定すると間違えます。
また、相手によって変化する場合もあるので、その辺は注意深い観察が必要です。
特に女性はどうでも良い人の前ではSっぽいけれど、大好きな彼に対してはMということはよくあります。
また性格によっては、負けず嫌いで基本的に自分より下だと思った男にはS的な対応だけれども、尊敬するような人には完全にドMになる場合など、人によって様々です。
もちろん、誰に対してもM的で、実際のセックスもドMの場合もあります。
ただ、表に見えている側面だけで判断して対応したら逆効果になることも十分にあるので、相手の全体像を理解することが大切になります。
3-2プレーヤーではなく、サポーター気質
Mは人前に出て周りを引っ張っていくよりは、影で支えてサポートする方が得意です。
周りを良く観察して、人をフォローする能力にも長けています。
なので積極的に前に出て目立つことは避けることが多く、もし人前に出ることがあっても、個人プレイではなくチームプレイを求める傾向にあります。
3-3我慢しやすい
M気質な人は「自分さえ我慢すれば…」と、自己犠牲的になることがよくあります。
困難な場面を自分の力で切り開いてくのは苦手なため、自分が我慢することでその場を乗り切ろうとするわけです。
もともと依存傾向があり、誰かに付いていくのがラクだと思っているので、辛い場面でも周りが何とかしてくれることを期待しています。
その結果、「我慢する」ということが多くなります。
例えば「相手に浮気された時」にはその傾向がよく現れます。
Sはブチ切れるか、冷静に別れを告げるか、対話をするか、とにかく怒りや自分の意志を何かしらの方法で表現しますが、
Mは自分を責めることをしたり、それでも相手が変わってくれることを期待したり、我慢してその場にとどまるんです。
このようにMには本音を隠したり、我慢したりする傾向があります。
3-4プライベートで自分語りをあまりしない
Mは会話においても自分がリードしていくよりも、相手の話に合わせていくことが多いです。
「とにかく私の話を聞いて!」と自分のことを語るよりも、聞き役に回ることが多くなります。
自分のペースに巻き込むよりも、相手の話に合わせていくことの方が得意なんです。
たとえ心を許している相手と会話をしていたとしても、「私の話を聞いて!」とはなりにくく、相手がリードしてくれる会話の方が心地よく感じます。
Mは相手から聞かれれば答えますが、自らどんどん話して会話を自分のペースに持っていったり、話題の中心を無理やり自分に持っていったりすることはしません。
そういう会話の仕方にも傾向性が出ます。
4まとめ
色んなMのタイプがいますが、人はSの要素もMの要素もどちらも持っているので、最終的には比率の問題になります。
それが8:2なのか6:4なのかはハッキリ分かりません。
なので決めつけることなく、目の前の人そのものを理解しようと努力してみてほしいと思います。