いつも彼女はセックスでイカない…
こういうのって彼氏としては気になりますよね。
- 気持ち良くないのかな…
- 満足してるのかな…
- なんか申し訳ないな…
など色々考えることはあるかと思います。
さらに、色々試してもダメだったりすると、自分のやり方がダメなのかと自信も失われてきます。
僕も昔はその辺で悩んでいたことがありますが、実は彼女をイカせようと思ったらテクニック以外にも学ぶことがたくさんあるんですよね。
オーガズムは[心、身体、脳]の作用なので、その辺も踏まえた考え方をお伝えしていきます。
1.そもそもとしてイクのに必要な条件
1-1オーガズムを得るのに必要なこと
彼女がイカない理由を知る前に重要になるのは、
[そもそもイクという現象に必要な条件は何なのか]ですよね。
ここが分かれば自然と何が必要なのかは見えてくると思います。
オーガズムに必要なのは彼女の
[心のスイッチ]と[身体のスイッチ]
が入ることです。
心のスイッチとは
- 安心してリラックスできること、
- 気持ちが高ぶること、
- 感情が溢れてくること、
- 幸福感に満ち溢れること、
などの、セックスに気持ちが入り、感情が乗ることです。
身体のスイッチとは、
- 全てを彼に委ねて彼からのスキンシップを受け入れられる状態
- さまざまな刺激を快感として受けとれる
- 快楽に没頭して全身の感度が高まってくる
などの、身体の気持ち良さによって、意識が深くなり、どんどん感度が上がってくることです。
一般的には[身体のスイッチ]にフォーカスされていることが多く、イカせる方法などを調べると、ほとんどがテクニックに偏っています。
しかし、実は本当に大切なのは[心のスイッチ]であり、オーガズムを得るには感情が乗ることが何よりも大切なんです。
身体の感度は感情が乗ってくれば自然と高まっていきます。
実際にキスやハグだけで脳イキする女性もいますが、それは気持ちが高まって身体に連動して起こる反応です。
逆に感情が乗らなければどんなテクニックを使おうともイクことはありません。
極端な話、頭に銃を突きつけられて死の恐怖の中でレイプされたとして、感じれるでしょうか。
無理ですよね。
身体の感度が高まるには、心のスイッチが入っていることが前提になります。
心の準備ができて初めて感じることができますし、その延長でイクこともできるわけです。
1-2盲点となる心のスイッチ
「イカせる」という話になると、どうしてもテクニックにフォーカスされがちです。
確かにテクニックがあると良いですが、それは心のスイッチが入った後に必要になるものです。
例えば、筋力も体力も無いガリガリの身体で
「ボクシングの試合で勝てる必殺のパンチのテクニック教えてください」
と言ってパンチのテクニックを学んでも活かせないですよね。
確かにテクニックは使えますが、その前に基礎体力が無いと、テクニックを使う場面が来ないわけです。
セックスで言うところの[彼女の心のスイッチを入れことができる]というのは、基礎体力に当たります。
じゃあ、なぜこんなにも心のスイッチが重要なのに、巷ではテクニックの方にフォーカスしがちなのか…。
それは人の心の部分は複雑だからです。
ここはテクニックうんぬんではなく、単純に人間力が試されます。
彼女の心のスイッチが入らない原因は色々考えられます。
- 普段から本音を言えずに我慢している
- 感情の出し方が分からない
- どう見られるかを気にし過ぎている
- 普段から嫌われる恐怖を持っている
- 等身大の自分を出すのが怖い
- 人を疑ってしまう
- 身体にコンプレックスがある
- セックスにトラウマがある
- 普段の関係性で不満を抱えている
など、本当に色々あるわけです。
これらの心の部分に対して、「絶対イカせる手マンテクニック!」というのが通用しないのは想像つくかと思います。
「手マンテクニックで彼女のコンプレックスが消えた!」
なんてことはあり得ないわけです。
この心の部分を乗り越えて[彼女の心のスイッチを入れる]というのはシンプルに人間力が試されるので、単純ではないです。
だから巷では身体のスイッチを入れるテクニックにフォーカスされがちなんですよね。
しかし本当に彼女をイカせたいと思ったら、この[心と感情]の視点は絶対に必要なので、考慮してほしいと思います。
1-3テクニックだけでイキ狂う女性は…
こんなに心のスイッチの重要性を伝えておきながら言うのもアレなんですが、、
テクニックだけイキまくる女性もいるのは事実です。
こういうタイプの女性は自ら心のスイッチを入れることができ、自分から感情を高めて、快楽に没頭できます。
そしてこういう女性は身体も開発されていることが多く、直ぐに刺激を気持ち良さに変換できるんです。
なので、最初は雑念が湧いていたとしても、気持ち良さに集中したり、感情を自分で高めたりできるので、どんどん感じることができます。
このタイプの女性であればテクニックさえあれば、感じてくれるのでイクこと自体は難しくありません。
しかし、あまり経験の少ない女性や、あまりイッたことが無い女性は、[気持ちを高めて快楽に没頭する意識状態]に自ら持っていくことができないので、男性がその状態を作ることを手伝うわけです。
- 自分の力で心のスイッチを入れられる女性
- 自分でスイッチが入れられないから男性に手伝ってもらう女性
がいるので、その辺をしっかり考慮してあげられると良いと思います。
2.彼女がイカない本当の理由7つ
2-1普段の関係性が良くない
セックスと普段の関係性は非常に密接にリンクしています。
オーガズムというのは自分の全てをさらけ出し、相手に身も心も委ねるからこそ得られるものです。
もし普段の関係性がイマイチだとするならば、そんな相手に身も心も安心して委ねることができませんよね。
例えば
- 普段は全然優しくしてくれないし、生理の時は冷たいのに、セックスできる時は優しくなる
- 話し合いでは、いつも彼女は言い負かされて不満が溜まっているけど我慢している
- 浮気してるかもしれないという疑念を抱いている
- 問題を先延ばしにして、まだ解決していない二人の課題がある
- モラハラ的な態度にうんざりし始めている
など、彼女の中でモヤモヤしていることがあると、心のスイッチは入りません。
普段の関係が良くないのに、セックスの時だけ全てを忘れるというのができないからです。
雑念が湧いてしまえば身体のスイッチも入らないので、感度も落ちてイキにくくなります。
2-2彼女の素を引き出せていない
彼女が中々イカない時、セックス中に雑念が湧いていることがほとんどです。
上記のように関係性の問題で雑念が湧いている場合もありますが、彼女の自己肯定感の低さによって雑念になっていることもあります。
例えば
- 変な声を出してしまったらどうしよう
- 感じてる時に変な顔になってたらどうしよう
- 思いっきり乱れたら引かれないかな
- 私ばっかり攻められてて申し訳ないな
- 相手は満足してるのかな
- 私も何かしなきゃな
など、自己肯定感が低いからこそ、他者からどう思われるかを非常に気にしてしまい、それが感じることに没頭するのを邪魔します。
この時って自分の気持ちを表現することよりも、相手からの目を気にしていて、素直に感じるどころではないんです。
だからここで必要なのが「安心感」なんですよね。
「この人の前では全てをさらけ出して大丈夫なんだ」
という安心感があるとセックスに没頭して非常に感じやすくなります。
その安心感のために必要なのが
- 彼女の素を引き出すこと
- それを全て受け止めること
なんです。
他者の目を気にする人ほど素の自分を隠します。
だからまずは素の彼女の反応を引き出すんです。
その上で、引き出した反応を全て肯定的に受け止めるからこそ、
「この人の前では飾らなくても良いんだな」
と思えるわけです。
じゃあどうやったら彼女の素を引き出せるのか…
ここで試されるのが人間力になります。
ここはテクニックで彼女の心の内を引き出すのではなく、対話をし、観察して、「どこを不安と感じているのか」を見極める必要があります。
そうしてその不安が小さくなるような言葉をかけたり、態度で示したりするからこそ、彼女は少しずつ素の自分を出すようになってくるわけです。
もしかしたら「そこまでしなきゃいけないのか」
と、思った方もいるかもしれませんが、
セックスとは本来そういうものです。
性器を擦って、刺激で気持ち良くなって、射精して終わり…
これは女性の身体を利用したオナニーであり、セックスではないですよね。
だからこそ、セックスをするのであれば相手の内面まで考え、向き合っていく必要があります。
その上で彼女がオーガズムを迎えるからこそ、彼女と一緒に本当に幸せな時間を過ごすことができます。
2-3前戯がドライになっている
彼女がイカない時、
[前戯が上手いとか下手とかの話ではなく、ドライになっている]ということが多いです。
「前戯がドライ」というのは彼女の気持ちが高まっていくような濃厚なスキンシップになっていないということです。
彼女をイカせたいと思った時、前戯の最初の段階では《気持ち良さを与えるよりも、彼女の気持ちをMAXまで高めること》が重要になります。
そのためには[まずはこちらが気持ちや感情を込めて、彼女の感情を引き出していき、そこに合わせて徐々に濃厚なスキンシップを取っていく]ことが大切です。
女性脳は共感能力が高いので、こちらが先に感情を込めることによって、それに呼応するかのように彼女の感情もスイッチが入りやすくなります。
ちなみに、ここで言う「感情を込める」というのは興奮をぶつけることではないです。
興奮ではなく、
- あなたのことが好きなんだ
- 本当に大切だと思ってるんだ
- こうやってスキンシップが取れることが凄く幸せなんだ
という気持ちや感情を込めるということです。
そうやってこちらが感情をリードしていくイメージになります。
前戯がドライになっている時は
- 自分の興奮に任せて、自分の触りたいように触る
- 膣が濡れて挿入しやすくするために触る
- イカせるやり方にフォーカスし、手順やスキルばかり考えていて、彼女を見ていない
- 早く挿入して気持ち良くなりたいから流れ作業のようになっている
そんな感じになっています。
このドライな前戯には彼女の感情に対する視点が全く無いので、彼女はなかなか感じにくいですし、イキにくくなるわけです。
2-4イカせようとし過ぎている
彼女がイカないという状態が続くと、どうしてもイカせようという意識が強くはたらいてしまいますが、実はこれが逆効果になります。
彼氏のイカせようとしている感じを彼女は察知しますし、そうすると
- こんなに頑張ってくれてるのだからちゃんと感じないと…
- 無反応じゃ申し訳ないから演技しなきゃ
- 疲れちゃうからもういいのに…
- イカなきゃダメなのかな…
- イクまで終わらないのかな…
など、申し訳なさや、それにより気を遣わなければならない状況が続くので、非常に気疲れしてしまいます。
この雑念まみれの状態で絶対にイクことはできません。
「彼女がイッてくれたら良いな」と思うのは良いことなのですが、それが強く滲み出てしまうと、逆にプレッシャーを与えてしまい感じにくくなるわけです。
ここが非常に難しいところであり、壁になる部分でもあります。
こういう場合、イカせることにこだわらず、ただ純粋に彼女との触れ合いの時間を楽しむのが良いです。
イカせるためにではなく、「ただ自分がスキンシップで気持ちを伝えたいから、好きで触ってるんだ」というスタンスの方が彼女は気が楽になります。
イカせようとして触っている時は、「感じなきゃ!」「演技しなきゃ!」とプレッシャーになりますが、
「この人は単に好きで触ってるんだな」と思えば、プレッシャーは感じないからです。
彼女がイクためには、いかにプレッシャーを与えないかが重要になります。
そしてもっと言えば、このプレッシャーから根本的に解放されるのに必要なのが、「気持ちや感情が高まること」なんです。
気持ち良いとか、感じるとか以前に、好きという気持ちが溢れ、スキンシップによる幸福感があると、[感じるor感じない]というのがどうでも良くなります。
感じるうんぬんの前に感情が溢れて幸せに満ちてるわけですから、イクことへの意識が小さくなるわけです。
[愛されてる、幸せ、嬉しい]そういう感情が溢れるからこそ、今ココの感覚に集中して、二人の世界に没頭できます。
すると、「感じないと申し訳ないな」とか、「イカないとダメなのかな」などの雑念が湧きにくくなります。
2-5身体が未開発
単純に身体が未開発でもスムーズにイクことはできなくなります。
この未開発というのは[感じるための回路が脳にできていない]ということです。
その回路が作られていない原因は様々で、
- 経験が少ない
- 心が閉じている
- 身体が不健康
- 不安を感じやすい
- トラウマがある
など色々あります。
なので単純に身体をいじれば開発されるわけではないです。
様々な課題を乗り越えて適切に刺激するからこそ、身体は反応して、感じるための回路が脳に作られます。
つまり身体が未開発な人は、何らかの原因があって、全身で思いっきり感じたことがない人ということです。
2-6[ポイント、強さ、リズム、タイミング]がズレている
これまでお伝えした様々な課題をクリアしたとしても、攻め方の部分が影響して彼女がイカない場合があります。
この辺はテクニックというより、その人に合わせた
- 感じやすいポイント
- 刺激の強さ
- 刺激を入れるテンポやリズム
- 刺激の変化を起こすタイミング
を見つけていくことが重要です。
例えば、
・膣内の感じるポイントも、子宮口が深い位置にあるのか、浅い位置にあるのかで違いますし、子宮口の向きが上向きなのか下向きなのかでも違います。
・クリトリスの感じる刺激の強さも、本当に弱い刺激でも痛がる人もいれば、電マに慣れていて強くないと感じない人もいます。
・刺激のリズムもゆ〜っくり刺激した方が好きな人もいますし、早いテンポが好きな人もいます。
このように人によって求めている刺激が全然違うんですよね。
これがズレると彼女は痛い思いをしたり、もどかしい思いをしたり、セックスに没頭できなくなります。
また、この中でも非常に難しいのが刺激に変化を起こすタイミングです。
ここがズレると、[感じるポイント、刺激の強さ、刺激のリズム]が合っていたとしてもイキにくくなるからです。
というのも、同じ刺激を永遠に続けていても脳が慣れてしまって感じにくくなるので、イクには刺激の緩急や変化が重要になるわけですが、
でも、そのタイミングがズレると、
- そのポイントを攻め続けくれたら気持ちよかったのになんで変えちゃうの?
- 今くらいの刺激が良かったのにどうして強くするの?
- そのリズムが気持ち良かったのになんで早くするの?
- その刺激を続けられたらイキそうだったのになんでやめちゃうの?
など、彼女がもどかしい思いをすることになります。
だから
- 刺激するポイントを変える
- 刺激の強さを変える
- 刺激のテンポを変える
このタイミングが彼女の欲求とズレるとどんなに気持ち良くてもイケないんですよね。
この辺は難しいところなので、非常に細かな観察力と彼女とのコミュニケーションが重要になります。
そうして彼女がイキやすい[ポイント、強さ、リズム、タイミング]を掴むことが大切です。
2-7イクことに恐怖心を覚えている
どんなに気持ち良くても、イクこと自体を脳が拒んでいたらイけません。
これは昔の僕は勘違いしていたのですが、快楽刺激を積み重ねればイクものだと思っていました。
だから怖がってイケないなら、気持ち良い刺激を強制的に続けたらイケると思ってたんです。
でも実際は逆効果であり、意識が必ずブロックします。
特に中イキなどの深いオーガズムは、脳の本能的な活動を司る部分が反応して起こる現象ですが、
恐怖心があると意識を取り戻して理性的になろうとする力がはたらくので、本能と理性がぶつかり合う形になります。
要はブレーキを全力で踏みながらアクセルを踏んでる感じになるわけです。
これは非常に脳にもストレスであり、下手したら余計に恐怖心を植え付けることになります。
[快楽刺激の先に中イキは無い]
これは非常に重要なことです。
この場合は、テクニックでどうにかするのではなく、「大丈夫だよ。安心して。」と優しく彼女の心をフォローすることが必要になります。
こういう時にも普段からの彼女との関係性や、普段から彼女の素を引き出せているのか、などが凄く大切になってきます。
3.彼女がセックスでイケるようになる3つの方法
3-1気持ちや感情の動きにフォーカスする
彼女をイカせてあげたい!と思っている優しい男性であれば、細かなテクニックの部分は既に色々勉強していると思います。
だからこそ、今度は心の面にフォーカスしてみてほしいんです。
彼女の気持ちや感情の動きに集中して、イカせることに意識を向けるのではなく、彼女の気持ちが高まることや、感情を引き出すことに意識を向ける…これが次のステップへ進むヒントになります。
もしこの視点を今まで持たずに前戯をしていたのであれば、
- 彼女の感情を引き出すスキンシップって何?
- 彼女の気持ちが高まるスキンシップってどうやるの?
など思うかもしれません。
ネットに載ってそうな安易な方法だと
- 焦らす
- フェザータッチ
- 言葉責め
などがありますが、これらは少し違います。
これらは興奮を高めることはできるかもしれませんが、彼女の感情や気持ちを引き出すことはできませんよね。
ここで言う「彼女の感情を引き出す、気持ちを高める」とは、
- あぁ…私は愛されているな
- とても大切にされてるのが伝わって凄く幸せだな
- 私もあなたのことが凄く好き
- あなたの全てを受け入れたいな
という気持ちで溢れる状態を作るということです。
これは興奮で気分が高まることとは全く次元が違います。
この感情を引き出すつもりでスキンシップを取ると、興奮させる前戯とは全くやり方が違ってくるはずです。
興奮に任せて触れるだけでは相手の感情は動かないですし、
単純にこちらの気持ちをぶつけるだけでは感情は引き出せないですし、
これまでとは考えることが全く変わってきます。
この視点で彼女を観察して触れ合うからこそ、ちょっとした彼女のスキンシップの反応の変化から心の状態を察したり、
アイコンタクトや表情の変化や雰囲気から彼女の気持ちの変化が分かったりするわけです。
そうやって彼女の気持ちを引き出してからテクニックを使うと何倍も感じるようになるので、これまで学んだスキルが120%活かせるようになります。
3-2彼女からのフィードバックを受ける
彼女を気持ち良くする上で最も確実で簡単な方法は「彼女に直接聞いてしまうこと」です。
彼女からのフィードバックを受けて改善していけば、少なくとも彼女専用でセックスは上手くなります。
基本的には女性側から「もっとこうしてほしい」とは言いにくいものです。
なので男性側から少しずつ聞いていくことが大切です。
彼女に聞く時に
「どうしてほしい?どうされると気持ち良い?」
などザックリ聞いてしまうと、
女性は自分の体のことをよく分かってない人も多いので「そう聞かれても分からない」となってしまいます。
なので、実際に触れているときに
- 「この触り方とこの触り方だったらどっちが好き?」
- 「この強さと、この強さだったらどっちの方が気持ち良い?」
- 「このポイントとこっちのポイントだったら、どっちが感じる?」
など二択で聞いてみると彼女は答えやすいです。
またピロートークで
例えば、
- 「凄く感じてる時があったけど、あの時ってリズムは早めた方が気持ち良いの?」
- 「刺激が強いなって思った時はあった?」
- 「腰が引けて逃げてる反応があったけど、あれは気持ち良いからなのか、刺激が強くて逃げてるのか、どっちなのか分かんなくて迷ったんだよね」
などを彼女に直接聞くのも良いかと思います。
毎回いくつも質問したら尋問みたいになるので避けた方が良いですが、1回セックスするごとに1〜2コのフィードバックを受けるのはアリかと。
そうすれば10回セックスする頃には、彼女の好きなポイントを10〜20コ把握しているわけですから、相当大きな進歩です。
しかし、
この方法が上手く実践できないことがあり、それが男に変なプライドがある場合です。
セックスに関しては男は誰しもプライドを持っています。
でもそれが
- 彼女をイカせて凄いと思われたい
- たくさんイカせて虜にしたい
- イカせることで男として評価されたい
などの承認欲求がメインだった場合は《それは全て自分のため》なので、そのプライドは無い方が良いです。
セックスはあくまでも二人でするものであり、協力し合って二人の世界を作っていくものです。
なのでここで必要なのは
《彼女より上の立場から承認を求めるのではなく、彼女と同じ目線に立って対等な立場で真摯に向き合うこと》です。
セックスが下手だからカッコ悪いなんてことはありません。
何か問題が見つかった時、自分の課題を見つけ、それを素直に認めて、真っ直ぐに努力をし、逃げずに向き合う…
これが本当にカッコ良い在り方ですよね。
セックスに関してはプライドが高くて素直に認められない男性が多いからこそ、そこが素直になれる人はとても素敵な人に見られます。
なので、変なプライドではなく
「相手と正面から向き合い、自分の課題は克服し、常に己を高めていく」という自分に誇りを持ってほしいと思います。
3-3とにかく観察する
彼女としっかりコミュニケーションを取った上で、さらに重要になるのは「観察」です。
特に彼女をイカせようと思ったら、観察して、気持ちや感情の変化を察する必要があります。
それをするからこそ、
- 感じるポイント
- 感じる刺激の強さ
- 感じるリズム
- 刺激を変えるタイミング
が掴めるわけです。
例えば、気持ちが乗っている時のリアクションと、雑念があって気持ちが乗り切ってない時のリアクションは違います。
- 目線
- 表情
- 唇の硬さ
- 手の位置
- リラックス度
- 身体の向き
- 会話の間
- 空気感
- スイッチが入るまでのスピード
- 感じ方
- 積極性
など、他にも色々ありますが、全てにおいて変化が出ます。
この辺って無意識での反応なので誤魔化せないことが多いんです。
ここに気づくのって、《普段から彼女のことをよく観察しているからこそ、察することができるわけです》
普段の彼女を見てないと、違和感に気付けないですからね。
特に彼女が痙攣していたり、喘ぎ声ではなく、うめき声を上げている時などの、本気で感じている状態の時はよく覚えておいてほしいです。
多くの場合は上手くいかない時に、どうしたら良いか迷って、そこで初めて色々観察する人が多いのですが、本当に重要なのは上手くいった時の観察です。
彼女が本気で感じている時ほど、
- どういう流れで感じていったのか、
- どんな反応の変化をしていったのか、
- どういう状態になったのか、
などを観察して覚えておきます。
ここが分かると、彼女が無理して演技しようとしてる時も見分けが付くようになりますし、気分が乗っていない時も違和感に気付けるわけです。
[この反応があれば女性は感じている]という普遍的な基準があるというより、
彼女が本気で感じている時の反応を観察して覚えておき、その状態と今の状態を比べる…
この方がより正確な見極め方ができます。
そうやって今の彼女に適したセックスをしていってほしいです。
4.最後に
彼女がイカない理由は様々であり、本当に原因は人によって違います。
その辺を見極めるには、本音を引き出せる対話力や、関係を築く力や、変化を察する観察力です。
要は彼女を理解する力が一番大切であり、その前提があって初めてテクニックが活きてきます。
是非ともセックスのテクニックだけでなく、本質的な対人関係力を身につけてほしいと思います。